Yellow teardrop butterflyfish - Maldives
Originally uploaded by takau99
学名:Chaetodon interruptus Ahl, 1923
英名:Yellow teardrop butterflyfish
撮影地:北マーレ環礁(モルディブ)
カメラ:OLYMPUS PEN E-PL1
インドイッテンチョウチョウウオは、イッテンチョウチョウウオのインド洋バージョンで、全身が黄色。インド洋固有種のチョウチョウウオの仲間。モルディブやタイ シミラン諸島で見れます。
インディアンティアドロップバタフライフィッシュとも呼ばれます。
インドイッテンチョウチョウウオ(Chaetodon interruptus)、別名インディアンティアドロップバタフライフィッシュは、チョウチョウウオ科の海洋魚の一種です。東アフリカ(南アフリカのポートアルフレッドまで)からスマトラ、インドネシアにかけて、インド洋に分布しています。
特徴:
鮮やかな黄色い体が円盤状で横に平たい形をしています。
上側の体に大きな黒い斑点があります。
目の周りに黒い縦のバーがあり、尾びれの後縁から臀鰭までの後ろの縦のバーもあります。
尾は白く、尾びれは透明です。
側面には垂直に走る淡いV字型の模様があります。
最大全長は約20センチメートルです。
生息地と生態:
インドイッテンチョウチョウウオは、サンゴ礁の浅い場所から深い斜面まで様々な生息地に生息します。
成体は通常ペアで見られますが、時折小さな群れで餌を探します。
卵生の種で、繁殖のためにオスとメスがペアを作ります。
食事は雑食で、固いサンゴの破片、スポンジ、多毛類、繊維状の藻類など多岐にわたります。
分布:
インドイッテンチョウチョウウオは東アフリカのソマリアからソコトラ、南アフリカ、スマトラ、タイの西部にかけてのインド洋に分布しています。
分類学:
1923年、ドイツの動物学者エルンスト・アールによって、インド太平洋のティアドロップバタフライフィッシュ(Chaetodon unimaculatus)の亜種interruptusとして初めて正式に記載されました。
利用:
インドイッテンチョウチョウウオは時折水族館などで見かけられますが、飼育は中程度の難しさがあります。
参考文献:チョウチョウウオ・ガイドブック
初稿:2011/02/22