モルディブアネモネフィッシュ

スズキ目 スズキ目/スズメダイ科/クマノミ亜科

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モルディブアネモネフィッシュ

  • 学名: Amphiprion nigripes Regan, 1908
  • 英名: Maldives anemonefish
  • 撮影地: エリヤドゥ(モルディブ)
  • カメラ: OLYMPUS PEN E-PL1


モルディブの海にしかいない、ユニークなクマノミ

その名の通り、このモルディブ・アネモネフィッシュは、インド洋の宝石モルディブの海にしか生息しない固有種です。ダイバーやシュノーケラーにとっては、モルディブを訪れた際にぜひ出会いたい、特別な存在となっています。

特徴的なのは、その体の色合いです。鮮やかなオレンジ色の体に、白い帯が一本。これは日本の海にもいるハマクマノミに非常によく似ています。しかし、見分けるのはとても簡単。彼らは、腹びれと尾びれの下半分がくっきりと黒いのです。この「黒い腹」が、英名の「nigripes(ラテン語で「黒い足」)」の由来にもなっており、この種を特定する上で最も重要な目印となります。

なぜモルディブの海にはクマノミが少ないのか?

世界中のサンゴ礁には、多くのクマノミの仲間が生息していますが、意外にもモルディブの海では種類が限られています。このモルディブ・アネモネフィッシュと、おなじみのクマノミの2種類しかいないと言われています。

クマノミがイソギンチャクと共生する能力は、種の進化の過程で、限られた環境下で発達したと考えられています。モルディブの特殊な海洋環境が、特定のクマノミだけに適していたのかもしれません。そのため、このモルディブ・アネモネフィッシュは、この地域の生態系における重要な存在であり、まさにこの海のアイドルなのです。

もしモルディブの海に潜る機会があれば、ぜひ彼らを探してみてください。優雅に揺れるイソギンチャクの触手の中から、オレンジと白、そして黒のコントラストが美しい彼らが顔を出す姿は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

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